新興市場銘柄ダイジェスト:TMNは続伸、エーアイが急騰
*15:54JST 新興市場銘柄ダイジェスト:TMNは続伸、エーアイが急騰
<5532> リアルゲイト 1695 +15
反発。本日、サイバーエージェントと不動産活用協業を開始することを発表し、好材料視されている。今回の協業は、リアルゲイトが持つ都心部を中心とした優良な不動産ネットワークと空間プロデュース力に、サイバーエージェントが持つIP創出力と多方面な展開力を掛け合わせることで、双方における新たなシナジー創出を目的としている。サイバーエージェントにて展開するアニメやゲームといったIPの世界観を体感できるホテルなどを、同社物件にて展開予定という。
<4388> エーアイ 447 +42
急騰。取得する株式の総数35万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.39%)、または取得価額の総額2.5億円を上限として、自社株買いを実施すると発表し、好材料視されている。取得期間は25年5月22日~25年2月28日。自社株買いを実施する理由は、更なる資本効率の向上を通じた株主への利益還元を図るとともに、経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するためとしている。あわせて、25年2月6日から実施し、すでに33.45万株取得している自社株買いは中止するとしている。
<3825> REMIX 701 +100
ストップ高。ビットコインの価格が上昇し、過去最高値を更新したことを受けて、メタプラネットなどとともに大量の買い注文が入っている。米国議会においてステーブルコインの普及を後押しする法案「GENIUS法案」の審議の続行が決まったことや、テキサス州で州が管理する暗号資産の準備金を設立する法案が下院において賛成多数で可決されたことも追い風となっている。
<1436> グリーンエナ 2178 -6
続落。系統用蓄電所における開発数目標を発表、系統用蓄電所の29年4月期までの開発目標を「開発規模:累計1,000MWhの開発・施工を目指す」とした。同社は24年7月31日に「サステナグロース2035&中期経営計画Green300の策定に関するお知らせ」を発表し、太陽光発電施設を中心とした開発目標を掲げ、その一部として系統用蓄電所の開発を進行させてきた結果、系統用蓄電所において長期開発目標の設定が可能となる見通しが立ったとしている。ただ、株価に対する反応は限定的となっている。
<4011> ヘッドウォーター 3240 +70
反発。カンキツの高品質果実生産技術「シールディング・マルチ栽培(NARO S.マルチ)」の管理導入支援アプリを開発した。NARO S.マルチは農林水産省推進の「スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」の一環として実施された「カンキツ輸出に向けた高糖度果実安定生産技術と鮮度保持技術の確立(JPJ011397)」のカンキツ輸出コンソーシアムが主体となり現場への導入・活用が進められ、同社は同コンソーシアムの一員として生産者がiPhoneから利用できるWebアプリを開発した。
<5258> TMN 396 +25
続伸。21日の午後、新決済端末「UT-X20」の1号案件としてウエルシアホールディングスのドラッグストアに採用されたことを発表し、好材料視されている。「UT-X20」は、あらゆる設置環境を想定し機能を詰め込んだ全方位型の決済端末で、クレジットカード情報非保持化に対応する「P2PE3」認定を取得していることから、クレジットカードの取扱い事業者に義務付けられている要件対応を大幅に軽減することができる。すでに1.2万台超の導入が完了しているが、最大1.3万台の導入を予定している。
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