株式会社アイリッジ:2025年3月期決算説明会文字起こし(2)
*14:01JST 株式会社アイリッジ:2025年3月期決算説明会文字起こし(2)
アイリッジ<3917>
■決算説明
皆様、こんにちは。株式会社アイリッジ代表取締役社長の小田健太郎です。
本日は弊社の決算説明会にご参加いただき、誠にありがとうございます。
さっそく本日開示した決算説明資料に沿ってご説明いたします。まずは通期決算の業績について、続いて2026年3月期以降の事業計画について説明します。
2025年3月期の通期業績については、売上高および調整後営業利益が、2月に開示した修正業績見通しを上回る結果となりました。今期は既存取引先との取引拡大を軸に、複数の資本業務提携を実施しました。また、下期からはEX-DX事業が業績に寄与しています。なお、EXとは「エンプロイー・エクスペリエンス」の略で、従業員満足度を高めるためのソリューションです。中期経営計画の初年度として、おおむね計画通りに進捗しました。
2026年3月期の業績見通しおよび、連結子会社であるフィノバレーの株式譲渡については、この後に説明します。
続いて、2025年3月期の決算概要です。連結売上高は前年比17.4%増収の67億800万円、調整後営業利益は2億5,900万円となりました。
第4四半期単独では、売上高は前年同期比9%増収となりました。ただし、売上原価および販売管理費において、期末賞与や翌期以降の大型案件に備えた一過性の費用を計上したことにより調整後営業利益は前年同期比で減少しました。
業績予想との比較では、売上高から経常利益までの各項目において、直近の予想を上回る着地となりました。一方で、子会社であるプラグインに関してのれんの減損損失を認識し、特別損失として計上しました。これにより、当期純利益は直近の予想を下回る結果となりました。
調整後営業利益は前期比で2億6,900万円増加し、2億5,900万円となりました。主な要因は、アプリビジネス事業において既存取引先を中心に取引が順調に拡大したこと、また資本業務提携に基づく取り組みが進捗したことによるものです。
株式会社アイリッジ:2025年3月期決算説明会文字起こし(3)に続く
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