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銘柄/投資戦略 2025/03/18 18:25 一覧へ

システム ディ---1Q増収・2ケタ増益、フロー売上が順調に推移

*18:25JST システム ディ---1Q増収・2ケタ増益、フロー売上が順調に推移 システム ディ<3804>は17日、2025年10月期第1四半期(24年11月-25年1月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.9%増の10.03億円、営業利益が同25.6%増の1.43億円、経常利益が同27.4%増の1.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同41.2%増の0.97億円となった。

当第1四半期においては、受注済の案件を予定通り納品するとともに、追加の案件受注とその納品を行う等フロー売上を順調に計上でき、売上、営業利益ともに当初計画を上回った。

学園ソリューション事業においては、「キャンパスプラン.NET Framework」ならびに次世代学園総合情報システム「Campus Plan Smart」の客先導入を予定通り進めることができた。特に「Campus Plan Smart」は、2025年4月稼働案件が私立・国公立大学を問わず数多く控えており、順調にユーザー数が増加している。

公立小中高校向けクラウド型校務支援システム「School Engine」を提供している公教育ソリューション事業においては、多くの公立小・中・高等学校にサービス提供を行っている。当四半期においても、大規模自治体におけるオンライン出願システムの本格稼働への対応、2025年4月稼働案件の立ち上げ準備、新規案件の受注等を並行して進める事ができた。

公共団体向けの公会計ソリューション事業においては、公会計のデファクトスタンダードとなった「PPP(トリプル・ピー) Ver.5 新統一基準対応版」が、全国の1000を超える自治体にて活用されている。また、地方公共団体の財産管理業務を支援する「公有財産管理システム」の引き合いが増加している。さらに、公会計の先進的な考え方を取り入れた地方公共団体向け「Common財務会計システム」についても積極的な営業活動を行った。

会員制施設やチケット発券を伴うレジャー施設向けに、運営支援システム「Hello」シリーズを展開しているウェルネスソリューション事業においては、小規模フィットネス施設、会費制スクール等に対してクラウド型会員管理・会費回収システム「Smart Hello」を納品するとともに、クラウド型チケット管理システム「Smart Hello チケット」についても大型レジャー施設での稼働に向けた準備を進めることができた。

コンプライアンス、ガバナンス支援ソフトとして「規程管理システム」及び「契約書作成・管理システム」を提供しているソフトエンジニアリング事業においては、高機能かつコストパフォーマンスに優れたこれらのソフトが市場で高い評価を受けて毎期業績を伸ばしている。当四半期においても、幅広い業界向けに当ソリューションの導入を進めることができた。

保険薬局向け事業を営んでいるシンクにおいては、保守サポート収入を安定的に確保するとともに、医療DXの一環である電子処方箋システムを多数の薬局へ導入した。
中村牧場においては、AI人材育成やコンサルティングを手掛けるとともに、当社のAI人材育成や自社パッケージソフトへのAI機能を実装すべく開発を進めた。

2025年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.5%増の50.24億円、営業利益が同12.6%増の9.32億円、経常利益が同12.2%増の9.31億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同12.9%増の6.27億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>

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