東証グロース市場250指数先物概況:物色機運が高まり4日続伸
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:物色機運が高まり4日続伸
7月9日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt高の735pt。なお、高値は736pt、安値は725pt、日中取引高は2626枚。前日8日の米国市場のダウ平均は続落。トランプ大統領が新たに設定した上乗せ関税分の猶予期限8月1日の延長を認めない方針を示したため警戒感が広がり相場の売り圧力が強まった。関税を巡る不透明感にダウは終盤にかけて、売りが加速した。ナスダックは人工知能(AI)関連の強い需要期待が根強く下値を支え、かろうじてプラス圏を回復し、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの728ptからスタートした。朝方は手探り状態で始まったものの、トランプ大統領の発言に一貫性がないことから、関税見直し案が出てくるかもしれないとの期待もあり、10時頃からは買い優勢の展開。米国で半導体株が上昇したことや、日足パラボリックの陽転も安心感につながり、グロース市場に対する物色機運は高まった。午後には買い戻しの動きも観測され、終盤にかけて上げ幅を拡大。4日続伸となる735ptで取引を終了した。
東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やGENDA<9166>などが上昇した。
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