東証グロース市場250指数先物見通し:高値もち合い継続か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:高値もち合い継続か
本日の東証グロース市場250指数先物は、高値もち合いの継続を想定する。先週末のダウ平均は331.99ドル高の42654.74ドル、ナスダックは98.78pt高の19211.10ptで取引を終了した。住宅着工件数が予想を下回り、寄り付き後、まちまち。その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想外に低下した一方、期待インフレ率が上昇し利下げ期待の後退で相場は一時売りに転じた。しかし、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が幹部による自社株購入の報道で反発すると相場はプラス圏を回復し終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は高値もち合いの継続を想定する。日足のRSIやストキャスティクスが高値警戒感を示唆しており、過熱感から利益確定の売りを誘発しやすくなっている。一方、内需比率の高いグロース市場は、為替や関税影響などプライム市場にありがちな不安要素から距離があることに加え、決算発表一巡による買い安心感もあり、ローテーションの対象となりやすくなっている。長らく上値を抑えていた700pt処を明確に上抜いたことも、追い風となりそうだ、なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比変わらずの712ptで終えている。上値のメドは725pt、下値のメドは705ptとする。
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