東証グロース市場250指数先物概況:利食い売りをこなし小幅続伸
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:利食い売りをこなし小幅続伸
4月25日の東証グロース市場250指数先物は前営業日5pt高の663pt。なお、高値は668pt、安値は660pt、日中取引高は3399枚。前日24日の米国市場のダウ平均は続伸。中国がトランプ政権との協議を現状で行っていないとし、協議のために対中関税の全面撤回を求める強い姿勢を表明したため対中関係の悪化を警戒し、寄り付き後、下落。その後、クリーブランド連銀のハマック総裁が6月利下げの可能性を示唆したため期待感に買いに転じた。さらに、トランプ大統領が記者団に我々は24日の朝にも中国と協議したと発言すると、警戒感が緩和し、続伸。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5p高の663ptからスタートした。米株市場の上昇や円安を追い風に、朝方からしっかりした展開。
引き続き、一目均衡表の先行スパン(雲)をサポートに底堅く推移した。ゴールデンウイークを前に売り方の買い戻しが観測されたものの、プライム市場選好の動きから高値圏では利益確定の売りも観測され、小幅続伸となる663ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>やアストロスケールHD<186A>などが上昇した。
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