今日の為替市場ポイント:米国経済の軟着陸への期待でドルは底堅い動きを保つ可能性
*07:53JST 今日の為替市場ポイント:米国経済の軟着陸への期待でドルは底堅い動きを保つ可能性
2月28日のドル・円は、東京市場では149円10銭から150円57銭まで反発。欧米市場では150円19銭まで売られた後、150円99銭まで反発し、150円60銭で取引終了。本日3月3日のドル・円は主に150円台で推移か。米国経済の軟着陸への期待でドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
米関税措置の動向は定かではないため、米政策金利見通しについて予断を持つことは難しいが、短期的には米雇用情勢の強さを見極める相場展開となりそうだ。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ再開は6月以降となる可能性が高いとみられているが、3月7日に発表される2月雇用統計が市場予想を上回る強い内容だった場合、6月追加利下げ確率はやや低下する見込み。為替については米長期金利の動向次第となりそうだが、2月米雇用統計が市場予想を上回った場合、リスク選好的なドル買いが強まるだろう。
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