東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンドを予想
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンドを予想
本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドを予想する。先週末のダウ平均は601.41ドル高の43840.91ドル、ナスダックは302.86pt高の18847.28ptで取引を終了した。コアPCE価格指数が想定通りインフレ鈍化基調を証明したが、ハイテクが弱く、寄り付き後、まちまち。その後、米国とウクライナ首脳会談の決裂で期待されていた資源取引を巡り正式合意が成立せず停戦期待の後退で、ダウは下落に転じた。ただ、月末で、さらに、インフレ鈍化の進展に伴う利下げ期待を受けた買い戻しが強まり、相場は再び上昇。ハイテクも買い戻され、終盤にかけ相場は上昇幅を拡大し、終了した。反発した米株市場同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドを予想する。米国とウクライナ首脳会談の決裂を経て、ダウは切り返しており、買い安心感が高まりそうな状況だ。先週の急落で、ストキャスティクスやRSI、サイコロジカルラインが「売られ過ぎ」を示唆していることも、手掛けやすさにつながる可能性がある。急落前のグロース株優位を呼び戻し、プライム市場と比べ相対的な強さを発揮する局面も視野に入れたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比8pt高の662ptで終えている。上値のメドは675pt、下値のメドは655ptとする。
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