東証グロース市場250指数先物概況:利食い売り優勢で安値引け
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:利食い売り優勢で安値引け
1月30日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt安の643pt。なお、高値は654pt、安値は643pt、日中取引高は2731枚。前日29日の米国市場のダウ平均は反落。
連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を警戒し寄り付き後、小動き。その後、貿易赤字の拡大や低調な経済指標を受け成長減速懸念に、売りが強まった。終盤にかけ連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り利下げ見送りを決定、声明ではインフレの高止まりや強い経済が強調されため下げ幅を拡大。パウエル議長が会見で、声明でのインフレ鈍化進展を巡る文言削除が政策シグナルではないと確認、様子見姿勢を表明したため、下げ幅を縮小し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の647ptからスタートした。朝方は買われる場面があったものの、その後は売り優勢の展開。直近の上昇を受けた利益確定売りに加え、今晩欧米で10-12月のGDP速報値発表を控え、様子見姿勢が強まった。RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系指標が高水準にあることも、テクニカル的な買い手控え要因となり、安値引けとなる643ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではタイミー<215A>やグロービング<277A>などが下落した。
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