東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢の展開か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢の展開を想定する。先週末の米国市場のダウ平均は86.06ドル安の43,828.06ドル、ナスダックは23.88pt高の19,926.72ptで取引を終了した。主要企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース減速の思惑を受けた売りや利益確定売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。ナスダックは金利高が重しとなったが、半導体ブロードコム(AVGO)の上昇が指数を押し上げ、終日底堅く推移し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢の展開を想定する。ダウ平均が弱いものの、幕間つなぎ的にグロース市場に資金が流入しており、引き続き底堅い動きが期待できそうだ。年末のIPOラッシュとなるが、宇宙ベンチャーのSynspective<290A>など注目度の高い銘柄もあり、グロース市場全体の関心が高まる可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1ptの631ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは625ptとする。
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