東証グロース市場250指数先物見通し:週末要因もあり上値の重い展開か
*08:00JST 東証グロース市場250指数先物見通し:週末要因もあり上値の重い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、週末要因もあり上値の重い展開を予想する。前日12日の米国市場のダウ平均は235.06ドル高の41096.77ドル、ナスダックは174.15pt高の17569.68ptで取引を終了した。8月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったが利下げ軌道は変わらずとの見方やエヌビディアなど半導体が強かった。終盤にかけて、ウォ―ル・ストリート・ジャーナル紙が大幅利下げの可能性を指摘すると期待感に買戻しが加速し、大幅続伸した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を見込む。3連休を前に見送りムードが高まりやすい中、米国では今晩、9月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、月曜日には9月ニューヨーク連銀製造業景気指数なども控えており、やや警戒感の高まる展開が予想される。一方で、東証プライムなどと比べた値持ちの良さもあり、全体が伸び悩むような局面では、相対的に底堅く推移する可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の643ptで終えている。上値のメドは655pt、下値のメドは630ptとする。
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