日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続落、東エレクやアドバンテストが2銘柄で約505円分押し下げ
*16:37JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続落、東エレクやアドバンテストが2銘柄で約505円分押し下げ
2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり6銘柄、値下がり219銘柄、変わらず0銘柄となった。
1日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は494.82ドル安(-1.21%)の40347.97ドル、ナスダックは405.26ポイント安(-2.30%)の17194.14、S&P500は75.62ポイント安(-1.37%)の5446.68で取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。その後、失業保険申請件数が1年ぶりの高水準に達したほか、ISM製造業景況指数が予想外に低下するなど、急速な景気悪化を警戒した売りが加速し、相場は下落に転じた。主要ハイテク企業決算を控えた警戒感も重しとなり相場は終日軟調に推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了。
米国株の下落や為替の円高推移などを受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比7%超の大幅安となったことから、半導体株がきつい下げとなり日経平均は37000円台を一気に割り込む展開に。売りが売りを呼ぶ地合いとなり、大引けにかけて一段安となった日経平均は36000円台も割り込む。下落幅は1987年10月20日のブラックマンデー翌日以来、史上2番目となったほか、TOPIXは史上16番目の下落率となった。
大引けの日経平均は前日比2216.63円安(-5.81%)の35909.70円となった。東証プライム市場の売買高は29億7030万株。売買代金は6兆6429億円。全業種が下落したなか、証券・商品先物取引業、銀行業、保険業、電気機器、卸売業の下げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は0.8%、対して値下がり銘柄は98.7%となっている。
値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約361円押し下げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、TDK<6762>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはコナミG<9766>となり1銘柄で日経平均を約10円押し上げた。同2位は日ハム<2282>となり、アステラス薬<4503>、ZOZO<3092>、武田薬<4502>、日本製鉄<5401>、中部電<9502>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 35909.70(-2216.63)
値上がり銘柄数 6(寄与度+21.34)
値下がり銘柄数 219(寄与度-2237.97)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9766> コナミG 11420 315 10.30
<2282> 日本ハム 5053 330 5.39
<4503> アステラス製薬 1745 31 5.07
<3092> ZOZO 4167 11 0.36
<4502> 武田薬品工業 4188 6 0.20
<5401> 日本製鉄 3202 10 0.03
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 27055 -3685 -361.40
<6857> アドバンテ 6313 -550 -143.84
<9984> ソフトバンクG 7868 -687 -134.75
<4063> 信越化 5921 -565 -92.35
<6762> TDK 9331 -854 -83.75
<9983> ファーストリテ 40340 -760 -74.54
<4543> テルモ 2465 -221.5 -57.93
<6098> リクルートHD 7882 -549 -53.84
<6367> ダイキン工業 19865 -1375 -44.95
<6954> ファナック 4068 -248 -40.54
<6920> レーザーテック 22600 -2740 -35.83
<6971> 京セラ 1720 -124 -32.43
<4568> 第一三共 5470 -330 -32.36
<6988> 日東電工 11365 -900 -29.42
<6758> ソニーG 12215 -870 -28.44
<8766> 東京海上HD 5046 -572 -28.05
<8031> 三井物産 3040 -359 -23.47
<9613> NTTデータG 2176 -141 -23.05
<4901> 富士フイルム 3199 -229 -22.46
<7733> オリンパス 2389 -165.5 -21.64
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