NYの視点:米5月フィリー連銀非製造業活動は2020年来の低水準から回復
*07:53JST NYの視点:米5月フィリー連銀非製造業活動は2020年来の低水準から回復
米5月フィラデルフィア連銀非製造業活動は-41.9となった。パンデミックによる経済封鎖した2020年来の低水準4月―42.7からは改善した。ただ、7カ月連続のマイナスとなった。
新規受注は-16.3と、前月の-6.9から低下。売上は-5.5と、4月-7.8から改善した。材料価格は29.6と、46.5から低下。販売価格は4.0と、4月-0.1から上昇した。雇用フルタイムは11.3と、-7.2から上昇、平均労働時間も―4.8と―6.2から改善したことは労働市場の底堅さを示唆した。
サービス関連活動は最悪期を脱した可能性はあるものの、依然冴えず。2025年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は、金融政策が現在、良い位置にあるが、関税が成長や雇用の重しとなる可能性が強いと慎重姿勢を表明した。
■米5月フィラデルフィア連銀非製造業活動-41.9(-42.7)
新規受注:-16.3(-6.9)
売り上げ:-5.5(-7.8)
在庫:5.2(-11.7)
材料価格:29.6(46.5)
販売価格:4.0(-0.1)
雇用フルタイム:11.3(-7.2)
雇用パートタイム:-11.9(-7.9)
平均労働時間
賃金:27.8(37.3)
6か月先
地域ビジネス活動:-30.6(-31.8)
<CS>