前週末の下げの反動などから買い戻し先行へ
*08:25JST 前週末の下げの反動などから買い戻し先行へ
[本日の想定レンジ]
7日のNYダウは74.80ドル高の46987.10ドル、ナスダック総合指数は49.45pt安の23004.54pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比100円高の50410円だった。本日は前週末の下げの反動からひとまず買い戻しが先行して始まりそうだ。前週末は半導体関連など値がさ株が売られ、一時節目の5万円の大台を割り込む場面があったものの、押し目買いも入り、終値では5万円台をキープできた。ただ、一目均衡表の転換線(50855円)を下回るなど、短期的には上値の重さが意識されることになりそうだ。ナイトセッションの日経225先物は大阪日中比100円高で終わっており、前週末の大幅安の反動から朝方は買い戻しの動きになると予想される。また、米上院共和党のスーン院内総務が「事態打開に向けた合意がまとまりつつある」と述べたことで米政府機関閉鎖解除への思惑から円相場が1ドル=154円台を窺う展開になったことも投資家心理を上向かせる要因になりそうだ。投資家の関心は主要企業の業績に集まっており、発表が佳境を迎えている国内主要企業の2025年9月中間決算の動向に一段と注目が集まりそうだ。特に11日には、ソフトバンクG<9984>の決算発表を控えている。相場をけん引してきた銘柄だけに、決算数値を見定めたいと考える投資家は多いだろう。上値メドは、心理的な節目の51000円、51500円、52000円、下値メドは、心理的な節目の50000円、49500円、49000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限50700円-下限49700円
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