米中通商交渉の進展期待から買い戻しへ、終値37000円台を回復か
*08:25JST 米中通商交渉の進展期待から買い戻しへ、終値37000円台を回復か
[本日の想定レンジ]
8日のNYダウは254.487ドル高の41368.457ドル、ナスダック総合指数は189.98pt高の
17928.14pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比330円高の37470円。本日は米中貿易協議の進展期待から買い戻しが続き、終値ベースで37000円台を回復できるかが注目される。前日は、米ハイテク株高などを映して半導体関連株が上昇したことが相場を支え、75日移動平均線(37109円)を目前に伸び悩んだ。ローソク足は小陽線を形成した。売り買いが拮抗しており、相場が上方向か下方向かどちらに動くのか迷っている状態を示している。ただ、25日線(34727円)は前日に上向きに転換し、短期的には上昇局面入りを示唆している。また、米国と英国が貿易交渉で合意したと発表したことから、10日にスイスで開かれる米中貿易交渉の進展期待も高まっており、本日もリスク選好ムードが波及することになるだろう。ナイトセッションの日経225先物も37000円台で終了しており、終値で75日線水準をクリアできるかが注目される。上値のめどは、75日線や200日線(37960円)、心理的な節目の38000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限37500円-下限36800円
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