弱含み、膠着感の強い展開か
*08:25JST 弱含み、膠着感の強い展開か
[本日の想定レンジ]
10日の米NYダウは92.63ドル安の40736.96、ナスダック総合指数は141.28pt高の17025.88、シカゴ日経225先物は大阪日中比10円安の36140円。本日の日経平均は含みが予想される。昨日は高値と安値を切り上げたが、下降中の5日移動平均線に上値を抑えられる形で終値56.59円安と6営業日続落した。25日線は上向きだが、終値は昨日まで4日続けて25日線下方に滞留している。このため、短期的な形勢は売り手優位とみられ、本日も上値は重くなろう。一方、昨日までの連続安による下げ幅は合計2541.71円と大きく、リバウンドが期待されるところだ。ただ、25日線との下方乖離率は2.66%と売られ過ぎの目安となる5%ラインには到達していない。このため、下値では一定の買い需要を見込めるものの、積極的に値を戻していく展開にはなりにくいとみられる。昨日の一目均衡表で終値が雲中の中立圏に位置し、転換線と基準線がともに横ばいだったこともあり、1日を通してみれば膠着感の強い相場となろう。
[予想レンジ]
上限36250円-下限35750円
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