後場の日経平均は346円高でスタート、神戸鋼や川崎船などが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;33105.20;+346.22TOPIX;2330.18;+13.32
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比346.22円高の33105.20円と、前引け(32799.78円)から上げ幅を大幅に拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32700円-33200円のレンジで急伸。ドル・円は1ドル=143.40-50円と午前9時頃から1円ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が昨日終値を挟んだ動きで0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.5%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べ買いが先行して始まった。日銀金融政策決定会合で大規模金融緩和の維持を決定したことを受け、円安・株高の動きとなっている。
一方、今日の夕方に植田日銀総裁の会見が予定されており、これを見極めたいとして引き続き積極的な買いを手控える向きもあるようだ。
セクターでは、保険業、その他製品、食料品が上昇率上位となっている一方、陸運業、空運業、倉庫運輸関連が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ANYCOLOR<5032>、レーザーテック<6920>、TOWA<6315>、東エレク<8035>、川崎船<9107>、東京海上<8766>、神戸鋼<5406>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、野村マイクロ<6254>が高い。一方、第一三共<4568>、日本製鉄<5401>、HOYA<7741>、東電力HD<9501>、信越化<4063>、日本郵政<6178>が下落している。
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