後場の日経平均は622円安でスタート、スクリーンHDや安川電などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;31419.46;-622.79TOPIX;2259.05;-36.29
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比622.79円安の31419.46円と、前引け(31446.99円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31400円-31470円のレンジで弱含み。ドル・円は1ドル=149.70-80円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し1.0%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後も軟調でく1.9%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数などが軟調な展開となっており、東京市場の株価の重しとなっているようだ。一方、今月下旬から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感が株価を支える要因となり、また、9月の訪日客数がコロナ前の水準をほぼ回復したことを手掛かりにインバウンド消費関連に資金が向かいやすくなっているとの見方もある。
セクターでは、精密機器、空運業、鉱業が下落率上位となっている一方、パルプ・紙が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、第一三共<4568>、東エレク<8035>、安川電<6506>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、OLC<4661>が下落。一方、キヤノン<7751>、TOWA<6315>、任天堂<7974>、塩野義薬<4507>、JR西<9021>、NTT<9432>が上昇している。
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