後場の日経平均は203円安でスタート、日産自や三井住友などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32722.68;-203.67TOPIX;2323.52;-31.40
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比203.67円安の32722.68円と、前引け(32801.15円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32630円-32690円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=141.60-70円と午前9時頃から1円20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅高水準で推移し0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で下値の堅い展開で1.3%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。外為市場で朝方からさらに円高・ドル安が進んでいることが輸出株などの買い手控え要因となっているもよう。一方、ダウ平均先物が時間外取引で堅調で、また、香港ハンセン指数や上海総合指数も底堅く推移していることが、東京市場の株価下支え要因となっているようだ。
セクターでは、輸送用機器、保険業、銀行業が下落率上位となっている一方、サービス業、金属製品、化学が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、東電力HD<9501>、日産自<7201>、アシックス<7936>、三井住友<8316>、ホンダ<
7267>、りそなHD<8308>、パナHD<6752>、東京海上<8766>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<
8306>が下落。一方、SANKYO<6417>、リクルートHD<6098>、野村マイクロ<6254>、信越化<4063>、SUMCO<3436>、ニトリHD<9843>、イビデン<4062>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>が上昇している。
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