日経VI:大幅に上昇、株価大幅下落で警戒感強まる
*16:05JST 日経VI:大幅に上昇、株価大幅下落で警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は8日、前日比+3.35(上昇率11.10%)の33.54と大幅に上昇した。なお、高値は33.97、安値は30.29。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。日経225先物はこのところ大幅な上昇と下落を繰り返す展開が続いており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが高まりやすくなっている。こうした中、今日も日経225先物が大きく値を下げたことから警戒感が強まり、日経VIは昨日の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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