後場の日経平均は598円安でスタート、みずほや富士通などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;36429.52;-598.75TOPIX;2649.52;-51.24
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比598.75円安の36429.52円と、前引け(36382.57円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は36330円-36490円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.00-10円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏だがやや下げ幅を縮め0.8%ほど下落している。
後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。前場の日経平均が節目とされる36000円近辺で下げ止まり、また、朝方は安かったダウ平均先物や香港ハンセン指数などが下げ渋っていることなどが東京市場で安心感となっているもよう。一方、トランプ米政権の関税政策や米景気後退、地政学リスク、円高などに対する警戒感は継続しており、また、米国では明日、2月の米消費者物価指数(CPI)、13日には2月の米卸売物価指数(PPI)の発表を控えていることから積極的な買いを見送る向きもある。
セクターでは、非鉄金属、証券商品先物、銀行業が下落率上位となっている一方、小売業、倉庫運輸関連が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、古河電工<5801>、フジクラ<5803>、富士通<6702>、野村HD<8604>、NEC<6701>、ルネサス<6723>、みずほ<8411>、リクルートHD<6098>、IHI<7013>、ソフトバンクG<
9984>が下落。一方、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>、良品計画<7453>、ゆうちょ銀行<7182>、ダイキン<6367>、ホンダ<7267>、郵船<9101>が上昇している。
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