10日のNY市場は反発
[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;34283.10;+391.16
Nasdaq;13798.11;+276.66
CME225;32885;+305(大証比)
[NY市場データ]
10日のNY市場は反発。ダウ平均は391.16ドル高の34,283.10ドル、ナスダックは276.66ポイント高の13,798.11で取引を終了した。長期金利の低下で買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁やサンフランシスコ連銀のデイリー総裁がインフレ対処でまだやるべきことがあると追加利上げの可能性も除外せず、さらに、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率が予想外に上昇したため一時伸び悩んだ。しかし、市場の利上げ終了観測が根強く、終盤にかけて金利が再び低下したことに連れ、上げ幅を拡大。金利先高観の後退でハイテクが買われ相場を一段と押し上げ終了した。セクター別では、半導体・同製造装置の上昇が目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比305円高の32,885円。ADR市場では、対東証比較(1ドル151.52円換算)で、いすゞ<7202>、大日印<7912>、HOYA<7741>、ルネサス<6723>、野村HD<8604>、日産自<7201>、キリン<2503>などが上昇し、全般買い優勢となった。
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