後場の日経平均は896円安でスタート、TOWAや東京海上などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;41327.54;-896.48TOPIX;2898.77;-30.40
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比896.48円安の41327.54円と、前引け(41388.92円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は41290円-41420円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=159.20-30円と午前9時頃から60銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後に底堅く推移する場面もあったが上値は重く0.1%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で堅調で1.8%ほど大幅に上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。米国で今晩、6月の米卸売物価指数(PPI)、7月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)など注目度の高い経済指標の発表が控えており、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きがあるようだ。一方、前場の日経平均は800円を超す大幅安となったが、東証スタンダード市場指数や東証グロース市場指数は堅調に推移しており、今日の日経平均や東証株価指数(TOPIX)の下げは健全なスピード調整の範囲内との見方もある。
セクターでは、保険業、電気機器、海運業下落率上位となっている一方、不動産業、建設業、水産・農林業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ローツェ<6323>、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、TOWA<6315>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東京海上<8766>が下落。一方、ベイカレント<6532>、SHIFT<3697>、ニトリHD<9843>、メルカリ<4385>、OLC<4661>が上昇している。
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