米テック株安や中東情勢の先行き懸念からリスク回避の動き続く
*08:25JST 米テック株安や中東情勢の先行き懸念からリスク回避の動き続く
[本日の想定レンジ]
10日のNYダウは953.33ドル安の49918.78ドル、ナスダック総合指数は509.32pt安の2
5169.50pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1000円安の63340円だった。本日は、米テック株安や中東情勢の悪化を警戒した売りが優勢となることが想定される。前日の東京市場は、中東情勢の先行き不透明感の高まりを背景にリスク回避の動きが強まり日経平均は大幅反落した。ローソク足は陰線を形成したものの、25日移動平均線近辺が下値抵抗帯となっていた。10日の米国市場は、米国とイランの和平交渉が難航し、中東情勢の先行き懸念から売られ、主要株価指数が下落。なかでもSOX指数が3%超下落するなどハイテク株中心に売られる銘柄が目立った。トランプ米大統領は11日、再びイランを攻撃すると主張しており、米国とイランの戦闘終結期待が後退したと受け止められ、原油価格が時間外取引で1バレル=92ドル台へと上昇していることも相場の重しになると見込まれる。ナイトセッションの日経225先物も一時63140円まで下押しており、本日の日経平均は4桁程度の下落が想定される。一方、注目された5月米消費者物価指数(CPI)は市場予想通りの結果となったが、警戒されていたほど強めの結果とならなかったため、相場への悪影響はなかったようだ。日経平均は前日、下値のめどとして意識されている25日移動平均線を終値で割り込まなかった。ただ、本日の下落でこの水準を明確に下回って終了してしまうと、さらなる警戒材料となりかねないだけに、一段安を回避するためにも25日線水準を維持できるのか注目される。上値メドは、心理的な節目の65000円や66000円、67000円。
下値メドは、心理的な節目の63000円や62000円、61000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限64000円-下限63000円
<SK>