後場の日経平均は147円安でスタート、リクルートHDやソシオネクストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32346.77;-147.89TOPIX;2313.06;-29.43
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比147.89円安の32346.77円と、前引け(32356.76円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32320円-32400円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.70-80円と午前9時頃とほぼ水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.6%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下げて始まった後も軟調で1.9%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日経平均は昨日までの3日続伸で1500円近く上げていることから短期的な戻り待ちの売りが出やすく、また、今日は香港ハンセン指数や上海総合指数が下落していることも東京市場の株価の重しとなっているもよう。一方、昨日急上昇した米長期金利が今日はひとまず落ち着いた動きとなっているほか、ダウ平均先物が下値の堅い展開となっていることなどが東京市場で安心感となっているようだ。
セクターでは、全業種が下落。その他製品、サービス業、ゴム製品が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、7&iHD<3382>、リクルートHD<6098>、ソシオネクスト<6526>、メルカリ<4385>、アステラス薬<4503>、村田製<6981>、ディスコ<6146>、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、日立<6501>が下落。一方、ローツェ<6323>、ファーストリテ<9983>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、東電力HD<9501>、NTT<9432>が上昇している。
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