東証グロース市場250指数先物概況:底堅さは示したものの反落
*16:10JST 東証グロース市場250指数先物概況:底堅さは示したものの反落
10月16日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt安の615pt。なお、高値は625pt、安値は614pt、日中取引高は3148枚。前日15日の米国市場のダウ平均は反落。銀行の決算を好感し、寄り付き後上昇。その後、半導体セクターの下落が重しとなり、相場は下落に転じた。管理医療会社のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)の下落もダウの重しとなり大きく売られ、終盤にかけ下げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの623ptからスタートした。米ナスダックや日経平均株価との相関性が薄れていることから、グロース市場は独自の値動きが継続。相対的な底堅さは示したものの、押し目を買う動きも乏しく、終日軟調に推移した。新興市場固有の悪材料はないものの、NYダウ先物が軟調に推移していることに加え、VIX指数が再び20を超えてきたことから、今晩の米国市場への警戒感も強く、本日の安値圏となる615ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではフリー<4478>やタイミー<215A>などが下落した。
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