日経VI:上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる
*16:35JST 日経VI:上昇、株価大幅高で高値警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は29日、前日比+2.18(上昇率7.98%)の29.51と上昇した。なお、高値は30.26、安値は27.00。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。日経225先物は昨日は上昇一服となったが、依然、高値警戒感が意識された。こうした中、今日は取引開始後に日経225先物が上げ幅を広げ大幅高となったことから高値警戒感が強まり、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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