後場の日経平均は38円高でスタート、川崎船や第一三共などが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39669.97;+38.91TOPIX;2838.89;+14.61
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比38.91円高の39669.97円と、前引け(39780.58円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39640円-39750円のレンジで下落。ドル・円は1ドル=161.60-70円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅高水準で推移している一方、香港ハンセン指数はプラス圏だがやや伸び悩み0.3%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。昨日に続き、今日の前場も日経平均が節目とされる40000円に届かなかったことから、相場の上値の重さを指摘する向きがある。一方、引き続き円相場が円安・ドル高水準で推移しており、介入警戒感はあるものの、円安・ドル高による輸出企業の収益押し上げが期待され、輸出関連株の株価を支える要因となっているようだ。
セクターでは、海運業、保険業、鉱業が上昇率上位となっている一方、パルプ・紙、鉄鋼、陸運業が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、川崎船<9107>、三菱重<7011>、メルカリ<
4385>、第一三共<4568>、第一生命HD<8750>、HOYA<7741>、カゴメ<2811>、INPEX<1605>、MS&AD<8725>、東京海上<8766>が高い。一方、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、高島屋<8233>、ルネサス<6723>、東電力HD<9501>、ソフトバンクG
<9984>、ダイキン<6367>、ニデック<6594>、東エレク<8035>、日立<6501>が下落している。
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