金相場は下げ止まりを探る展開に サンワード証券の陳氏
*18:13JST 金相場は下げ止まりを探る展開に サンワード証券の陳氏
皆さん、こんにちは。今回は、金についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『金相場は下げ止まりを探る展開に』と述べています。
続いて、『週明け12日のNY金相場は、米中両国が関税の大幅な引き下げで合意したことを受けて大幅下落となった。1オンス=3228.00ドル(前週末比116.00ドル安)』と伝えています。
次に、『13日は、インフレの低下を受けて反発。前日比19.80ドル高の1オンス=3247.80ドル。4月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.3%上昇し、伸び率は前月(2.4%上昇)から低下し、3カ月連続で縮小、2021年2月以来4年2カ月ぶりの低水準となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が高まった』と述べています。
こうしたことから、陳さんは、『金は米中関税協議が決裂する可能性を見込んで買われたものの、予想以上の関税引き下げで決着したことで一気に売りが嵩んだ。ただ、期間は限定されている上に、トランプ大統領は今後の協議次第では改めて関税を課すとしていることから、リスク要因が払拭されたわけではない。高値買い玉が整理されれば、再び押し目買いが下値を支えることになろう』と考察しています。NY金(6月)予想レンジは、『3100~3400ドル』と想定しています。
一方、『米中協議の結果を受けて、ドル円は1ドル=148円台に急伸。OSE金はNY金の下落を円安でサポートされた。OSE金は1万5000円台で保ち合いとなりそうだ』と考察しています。予想レンジは、『1万5100~1万5700円』と想定しています。
また、『ゴールドマン・サックスは5日付のリポートで、2025年末までの金価格見通しを3700ドル、26年半ばには4000ドルと従来見通しを据え置いた。米国が景気後退(リセッション)入りした場合には、金の上場信託信託(ETF)への資金流入が加速し、25年末までに3880ドルに達すると付け加えた』と伝えています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の5月14日付「金相場は下げ止まりを探る展開に」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
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