日経VI:低下、トランプ米大統領演説で警戒感緩和
*16:35JST 日経VI:低下、トランプ米大統領演説で警戒感緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は5日、前日比-0.63(低下率2.32%)の26.57と低下した。なお、高値は27.55、安値は25.65。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が続落したが、今日の東京市場は売り買いが交錯し、午前の時間帯は日経225先物は昨日終値近辺で推移し、日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。その後、トランプ米大統領の施政方針演説を受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがさらに緩和。日経VIは午後は低下幅を拡大する場面があった。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>