NY為替:米長期債相場は弱含み、12月コアPCE価格指数は市場予想と一致
*08:10JST NY為替:米長期債相場は弱含み、12月コアPCE価格指数は市場予想と一致
1月31日の米国長期債相場は弱含み。この日発表された12月米個人消費支出(PCE)コア価格指数は前月比+0.2%、前年同月比+2.8%で市場予想と一致した。指標発表直後の市場反応は限定的だったが、メキシコとカナダからの輸入品に対する25%、中国への10%の関税が2月1日に発動すると表明されたことで長期債利回りの上げ幅は一時拡大した。イールドカーブはスティープニング。
CMEのFedWatchツールによると、1月31日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は82%程度。6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は70%程度。10年債利回りは4.522%近辺で取引を開始し、4.500%近辺まで低下した後、一時4.581%近辺まで上昇したが、取引終了時点にかけて4.539%近辺で推移。
イールドカーブはスティープニング。2年-10年は34.20bp近辺、2-30年は59.40bp近辺で引けた。2年債利回りは4.20%(前日比:0bp)、10年債利回りは4.54%(前日比+2bp)、30年債利回りは、4.79%(前日比:+2bp)で取引を終えた。
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