米国株見通し:伸び悩みか、ハイテク決算にらみ
*14:12JST 米国株見通し:伸び悩みか、ハイテク決算にらみ
(13時30分現在)
S&P500先物 6,092.00(+24.50)
ナスダック100先物 21,667.00(+143.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は113ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
29日の主要3指数は反落。序盤の軟調が終盤に響き、ダウは136ドル安の44713ドルと3日ぶりにマイナスへ転じた。28-29日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で4会合ぶりに政策維持を決定し、声明で今後の利下げに慎重な姿勢を示した。その後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言はスタンスが不明確だったが、買戻しは限定的に。また、エヌビディアは利益確定売りが強まり、ハイテク売りが相場を圧迫した。
本日は底堅い値動きか。今晩発表の10-12月期国内総生産(GDP)速報値は前回から伸びが鈍化すると予想されている。FOMCは今後の利下げに慎重だったものの、GDPを受け再び緩和継続の期待が高まれば買いが入りやすい。一方、主力ハイテクの決算発表が引き続き手がかりに。前日のメタ・プラットフォームズの好業績はハイテク買い要因だが、テスラの弱い決算は売り要因に。30日はアップルやインテルの業績をにらみ売り買いが交錯しよう。
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