東証グロース市場250指数先物概況:プライム売り・グロース買いの動きが加速し5日続伸
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:プライム売り・グロース買いの動きが加速し5日続伸
2月10日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比13pt高の677pt。なお、高値は682pt、安値は665pt、日中取引高は4104枚。先週末7日の米国市場のダウ平均は続落。雇用統計の強弱まちまちの結果を受けて、寄り付き後、まちまち。その後、賃金の伸びが予想外に加速したこと、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率の上昇を受け、インフレ再燃が警戒されたほか、トランプ大統領が相互関税計画を来週に発表すると発言し、貿易摩擦の深刻化懸念に売りが加速した。相場は終日軟調に推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の665ptからスタートした。朝方は小高く始まったものの、新興市場物色機運の高まりから買いが優勢となり、すぐに上げ幅を拡大。日米首脳会談で米国からの関税要求が無かったことが好感されたほか、短期資金によるプライム売り・グロース買いの動きが加速し、続伸の動きが継続。明日の休場を前に、買い戻しの動きも重なり、5日続伸となる677ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、フリー<4478>やサンバイオ<4592>などが上昇した。
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