NY為替:米関税発動受けてリスクオフもウクライナ停戦期待でリスク回避の円買い縮小
*07:16JST NY為替:米関税発動受けてリスクオフもウクライナ停戦期待でリスク回避の円買い縮小
4日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円20銭まで下落後、149円80銭まで反発し、149円68銭で引けた。米トランプ政権による対メキシコ、カナダ、中国関税発動を受け、対象諸国が報復措置を発表したため貿易摩擦の深刻化懸念にリスク回避の円買いや連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が強まり、ドル売りに拍車がかかった。その後、米トランプ大統領が本日の議会演説でウクライナ鉱物ディ―ルの発表を望んでいるとアドバイザーに伝えたとの報道を受け、停戦期待が再燃しリスク回避の動きが後退。
ユーロ・ドルは1.0495ドルから1.0627ドルまで上昇し、1.0623ドルで引けた。ウクライナ停戦期待の再燃でユーロ買いが強まった。ユーロ・円は155円60銭まで下落後、159円11銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2700ドルまで下落後、1.2800ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8872フランから0.8911フランまで下落した。
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