東京為替:ドル・円は堅調、上昇は一服
*13:07JST 東京為替:ドル・円は堅調、上昇は一服
3日午前の東京市場でドル・円は早朝から堅調地合いとなり、154円83銭から155円88銭まで値を上げた。米トランプ政権による関税強化を背景に米10年債利回りが上昇すると、ドル買い優勢となった。ただ、その後は米金高一服でドル買いも収束した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円83銭から155円88銭、ユーロ・円は158円52銭から159円71銭、ユーロ・ドルは1.0211ドルから1.0270ドル。
【経済指標】
・中国・1月財新製造業PMI:50.1(予想:50.6、12月:50.5)
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合・主な意見(1月開催分)
「今回の利上げ、市場の平均的な予想対比で十分中立的なタイミング」
「市場の予想と比較しタカ派的でもハト派的でもない、十分に中立的なタイミング」
「利上げのペースやターミナル・レート示唆には極めて慎重であるべき」
「企業や家計の予想物価上昇率は概ね2%程度」
「米新政権発足に絡む下方ストレス吸収できる程度に日本の頑健性高まっている」
「米利下げ一時休止が見込まれ、日銀の政策の自由度が増した」
・クノット・オランダ中銀総裁
「米関税強化、米国のインフレと金利の上昇でユーロ安をもたらす可能性」
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