前場に注目すべき3つのポイント~停戦期限迫りニュートラルに近づける動き~
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~停戦期限迫りニュートラルに近づける動き~
7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■停戦期限迫りニュートラルに近づける動き
■アンドエスティHD、26/2営業利益 6.5%増 165億円、27/2予想 4.1%増 172億円
■パンパシHD<7532>オリンピックG買収、首都圏店舗を拡充
■停戦期限迫りニュートラルに近づける動き
7日の日本株市場は買い先行で始まり、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが165ドル高、ナスダックは117ポイント高だった。トランプ米大統領は会見で、「イランとの停戦に向けた交渉はうまくいっている」と話したことで、停戦に向けた協議が進展するとの期待から買いが優勢になった。3月の米ISM非製造業景況指数の低下でNYダウは伸び悩んだものの、金利の低下に連れて底堅く推移。ナスダックは終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比460円高の54000円。円相場は1ドル=159円60銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで日中比420円高の53960円で始まり、一時54190円まで買われる場面もみられた。その後は上げ幅を縮めて保ち合いが続いていたが、25日、75日線を上回っての推移が続いたことで、下値の堅さは意識されそうである。トランプ大統領がイランに提示している攻撃猶予の期限となる米東部時間4月7日午後8時(日本時間8日午前9時)が迫るなかで、積極的な売買は手控えられることになりそうだ。
交渉期限を過ぎても合意に至らなければすべての橋と発電所を破壊する意向を示している一方で、複数の仲介国が45日間の停戦条件について協議していると報じられていることで、結果待ちのなかではオーバーナイトのポジションも取りにくく、持ち高をニュートラルに近づけるなかでのリバランスの動きのほか、スキャルピング中心のトレードに向かわせそうである。
日中はイラン情勢を巡る報道、これを受けた原油先物相場の動向に振らされやすいだろう。積極的な売買が手控えられるなかでは、強い基調の銘柄に短期資金が集中しやすい。また、小売企業の決算発表が本格化しており、業績面を手掛かりとした物色に向かわせよう。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、イオンファン<4343>、アルファ<4760>、ジャパニアス<9558>が注目される。証券会社による格上げが観測されているメルカリ<4385>、博報堂DY<2433>、ZOZO<3092>などにも値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。
■アンドエスティHD、26/2営業利益 6.5%増 165億円、27/2予想 4.1%増 172億円
アンドエスティHD<2685>が発表した2026年2月期の連結業績は、売上高が前期比3.8%増の3043億5100万円、営業利益は同6.5%増の165億2400万円だった。国内売上高については、アパレル・雑貨関連事業は気温の影響で4月と9月に前年を下回ったものの、その他の月にはカジュアルファッション需要が底堅く推移。2027年2月期の連結業績は、売上高が前期比3.2%増の3140億円、営業利益は同4.1%増の172億円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(53413.68、+290.19)
・NYダウは上昇(46669.88、+165.21)
・ナスダック総合指数は上昇(21996.34、+117.16)
・SOX指数は上昇(7916.10、+82.72)
・シカゴ日経225先物は上昇(54000、+460)
・米長期金利は低下
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トライアルHD<141A>流通、サイバー対策で枠組み、アサヒ・NTTなど10社連携
・三菱ケミカルG<4188>NTTグループ4社などと、水島コンビナート保守、IOWN活用成功
・パンパシHD<7532>オリンピックG買収、首都圏店舗を拡充
・みずほFG<8411>同族経営支援、承継など、年度内に組織
・島津製作所<7701>臨床用の計測機器サブスク、導入コスト低減
・日機装<6376>ポンプ受注、独の陸上式LNGタンク向け
・IHI<7013>IHIエアロスペース、仏社と協力、兵庫に光学宇宙観測所
・リオン<6823>液中粒子の物性測定、流体力学式装置
・日本オラクル<4716>日本IBMなどと、JTBの財務会計統合、経営基盤を構築
・NEC<6701>米性能評価で1位、指紋認証エラー0.02%
・清水建設<1803>アドヴィックスなどと、月面資源で建材製造、JAXA研究に採択
・日立<6501>米GEベルノバと覚書、東南アに小型原子炉
・JX金属<5016>カナダ鉱山開発に出資、レアメタル確保
・岩谷産業<8088>溶断ガス供給、福島産水素原料、原発解体向け
・三機工業<1961>名古屋和宏氏、M&A推進、共創を加速
・AGC<5201>大成建設と、廃窓ガラスを水平循環、CO2削減3.4トン
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 2月全世帯家計調査・消費支出(1月:前年比-1.0%)
<海外>
・特になし
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