東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ物色とセクターローテーションで反発
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ物色とセクターローテーションで反発
10月22日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比15pt高の734pt。なお、高値は739pt、安値は721pt、日中取引高は3587枚。前日21日の米国市場のダウ平均は続伸。ハイテクが重しとなり寄り付き後、まちまち。ダウは主要企業の好決算を好感した買いが続き、続伸した。中盤にかけ、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待の後退で、ハイテク中心に売られ相場は失速。ダウは終盤にかけても堅調に推移し過去最高値を更新し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比9pt高の728ptからスタートした。高市政権発足による材料出尽くし感で朝方は弱い場面があったものの、徐々に買いが集まり、上げ幅を拡大。悪材料のないまま調整を強いられていた感もあり、出遅れ感に着目した投資家の関心が集まる格好となった。午後に入ってからも、セクターローテーションと思われる循環資金が集まり、引けにかけても堅調に推移。大幅反発となる734ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やコンヴァノ<6574>などが上昇した。
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