米国株高受け堅調地合いの継続か
*08:25JST 米国株高受け堅調地合いの継続か
[本日の想定レンジ]
11日のNYダウは617.08ドル高の46108.00ドル、ナスダック総合指数は157.01pt高の2
2043.07pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比310円高の44750円だった。本日は米国株高を背景に堅調地合いが続くことが予想される。前日は人工知能(AI)関連株の強い展開が続き、日経平均は初めて終値で44000円台と突破した。ローソク足は上下に短いヒゲを伴う陽線を形成した。25日移動平均線(42836円)との乖離率は3.59%
と過熱感を示す5%を下回っており、強気相場の継続が予想される。注目の8月の米消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比2.9%となり、市場予想と一致し、伸び率は前月の2.7%から拡大したものの、労働市場の減速が示されるなか、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めるとの見方が強まる結果となった。ただ、東京市場は15日が休場となるだけに、三連休を前に利食い売りが出やすいかもしれない。しかし、本日もソフトバンクG<9984>やアドバンテス<6857>などAI関連株に買いが集まれば、節目の45000円に向けて上昇ピッチを強める場面もありそうだ。
上値のめどは、心理的な節目の44500円、45000円、下値のめどは、節目の44000円、5日線(43666円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限44800円-下限44200円
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