日経平均は20円安でスタート、スクリーンHDやダイキンなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38879.15;-20.87TOPIX;2766.15;-0.21
[寄り付き概況]
28日の日経平均は20.87円安の38879.15円と反落して取引を開始した。前日27日の米株式市場は休場。欧州主要指数は、独DAXが0.44%高、仏CAC40が0.46%高、英市場は休場。
今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で東京市場の手掛かり材料となりにくく、国内にも目立った買い材料が見当たらない中、今晩の米株式市場の動向を見極めたいとして積極的な買いは限定的となった。一方、昨日の欧州市場で、独・仏市場が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、市場では、昨日の日経平均が75日移動平均線上方に復帰したことから、日経平均は75日線に絡みながらの緩やかな上昇相場が続いているとの見方があった。さらに、外為市場で1ドル=156円80銭台と、引き続き円相場が円安・ドル高水準で落ち着いた動きとなっていることが東京市場の安心感となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日は、学びエイド<184A>が東証グロースに上場した。
セクター別では、金属製品、証券商品先物、パルプ・紙、輸送用機器、精密機器などが値下がり率上位、繊維製品、電気・ガス業、非鉄金属、鉱業、保険業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、ダイキン<6367>、ルネサス<6723>、TOWA<6315>、みずほ<8411>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>などが下落。他方、東レ<3402>、九州電力<9508>、関西電<9503>、MS&AD<8725>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、ソシオネクスト<6526>、三井海洋<6269>、キヤノン<7751>、ローランドDG<6789>、郵船<9101>、村田製<6981>などが上昇している。
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