日経平均は261円高でスタート、マツダや第一三共などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39163.53;+261.03TOPIX;2728.09;+16.82
[寄り付き概況]
21日の日経平均は261.03円高の39163.53円と続伸して取引を開始した。前日20日の米株式市場はキング牧師誕生日の祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.18%高、が0.42%高、仏CAC40が0.31%高。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州で主要株価指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、トランプ米新政権の発足日に署名する大統領令に新たな関税の導入は盛り込まない見通しと伝えられたことも株価支援要因となった。さらに、ここから発表が本格化する海外企業の10-12月期決算や、国内3月決算企業の第3四半期決算への期待感も株価支援要因となった。一方、トランプ米新政権の政策に対する警戒感が引き続き株価の重しとなった。また、23-24日に日銀金融政策決定会合を控え、結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、輸送用機器、非鉄金属、倉庫運輸関連、医薬品、金属製品などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉱業、保険業、証券商品先物、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、マツダ<7261>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、フジHD<4676>、IHI<7013>、日産自<7201>、霞ヶ関キャピタル<3498>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、ルネサス<6723>、DeNA<2432>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、INPEX<1605>、東京海上<8766>、キーエンス<6861>、三井住友<8316>、三菱商<8058>、伊藤忠<8001>、NTT<9432>、川崎重<7012>などが下落している。
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