後場の日経平均は331円安でスタート、味の素やNTTデータGなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32377.45;-331.03TOPIX;2340.77;-19.69
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比331.03円安の32377.45円と、前引け(32394.86円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32340円-32420円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=150.00-10円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下げて始まった後も軟調に推移し1.5%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物が軟調なほか、香港ハンセン指数や上海総合指数が下げていることなどが東京市場の株価の重しとなっているもよう。一方、日経平均は昨日までの4日続伸で合計2000円を超す上げとなったことから、東京市場の今日の下げは健全なスピード調整の範囲内と見る向きが多く、売り急ぐ動きは見られない。
セクターでは、電気・ガス業、陸運業、保険業が下落率上位となっている一方、水産・農林業、石油石炭製品、非鉄金属が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、味の素<2802>、NTTデータG<9613>、MRO<3064>、OLC<4661>、東電力HD<9501>、川崎船<9107>、ローム<6963>、オリックス<8591>、キーエンス<6861>、KDDI<9433>が下落。一方、レーザーテック<6920>、伊藤忠<
8001>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、日本製鉄<5401>、武田薬<4502>、JFE<5411>、信越化<4063>、アステラス薬<4503>が上昇している。
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