後場の日経平均は14円安でスタート、商船三井やデンソーなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;31857.65;-14.87TOPIX;2330.61;-14.90
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比14.87円安の31857.65円と、前引け(31836.24円)からやや下げ幅を縮小してスタート。その後、上げに転じた。ランチタイム中の日経225先物は31810円-31910円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=149.30-40円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が休場。一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後に上げ幅を拡大し2.1%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は先週初19日から昨日まで、8営業日で1600円を超す下げとなっている一方、午前の日経平均が31800円近辺で下値の堅い展開だったことから、買いが入りやすいようだ。一方、機関投資家などによる四半期末に伴うリバランス(資産の再配分)売りが出やすいとの見方があり、また、週末ということもあり、積極的な買いを手控える向きもあるようだ。
セクターでは、海運業、石油石炭製品、電気・ガス業が下落率上位となっている一方、精密機器、サービス業、その他製品が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、商船三井<9104>、川崎船<9107>、デンソー<6902>、郵船<9101>、神戸鋼<5406>、東電力HD<9501>、日本製鉄<5401>、INPEX<1605>、住友商
<8053>、日立<6501>が下落。一方、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、ネクステージ<3186>、任天堂<7974>、リクルートHD<
6098>、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>、メルカリ<4385>が上昇している。
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