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市況・概要 2026/03/10 09:43 一覧へ

日経平均は795円高でスタート、イビデンや東エレクなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;53524.09;+795.37TOPIX;3625.03;+49.19


[寄り付き概況]
 10日の日経平均は795.37円高の53524.09円と反発して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は反発。ダウ平均は239.25ドル高の47740.80ドル、ナスダックは308.27ポイント高の22695.95で取引を終了した。中東紛争の激化や原油高騰を受け、寄り付き後、大幅安。その後、主要7カ国(G7)財務相が9日の緊急会合で、石油備蓄を共同放出する可能性を協議したとの報道やトランプ政権の抑制策検討との報道で原油価格が反落するに連れ、相場は下げ止まった。終盤にかけ、トランプ大統領が間もなく戦争が終了する可能性に言及すると、原油価格が急落、長期金利も低下し、相場は大幅上昇に転じた。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で、取引開始後に一時900ドル近く下げたダウ平均が取引終盤に上昇に転じるなど、主要指数が底堅く推移したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.93%上昇と、ダウ平均(0.50%
上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。
また、原油価格が下落したことから過度な警戒感が緩和し、投資家心理を上向かせた。さらに、昨日の日経平均が2900円近く下落したことから、買い戻しに加え、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、イランを巡る混迷や原油価格の先行き不透明感が引き続き意識され、投資家心理を慎重にさせた。また、外為市場で1ドル=157円80銭台と、昨日15時30分頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、非鉄金属、ガラス土石製品、精密機器、化学、証券商品先物などが値上がり率上位、鉱業、海運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、イビデン<4062>、古河電工<5801>、日東紡<3110>、住友ファーマ<4506>、NRI<4307>、富士通<6702>、アドバンテスト<6857>、三井金属<5706>、東エレク<
8035>、NEC<6701>、TIS<3626>、村田製<6981>、丸紅<8002>、川崎重<7012>などが上昇。他方、INPEX<1605>、サンリオ<8136>、商船三井<9104>、富士通<6702>、郵船<9101>、NTT<9432>などが下落している。

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