日経平均は89円安でスタート、三菱UFJや川崎汽船などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;40798.96;-89.47TOPIX;2804.54;-8.68
[寄り付き概況]
3月25日の日経平均は前週末比89.47円安の40798.96円と反落でスタート。22日の米国市場でダウ平均は305.47ドル安の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高の16428.82で取引を終了。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップル(AAPL)の回復や生成AI利用の急拡大を背景としたエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比155円安の40555円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや売り先行でスタート。先週の日経平均株価は4営業日続伸で2000円を超える急伸となっていたこともあり、想定内の一服といったところである。
東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<
6857>、ソシオネクスト<6526>、東京電力HD<9501>などが上昇する反面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、川崎汽船<9107>、ソニーG<6758>、商船三井<9104>などが下落。業種別では、パルプ紙、海運、銀行などが下落率上位で推移している。
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