後場の日経平均は518円安でスタート、日立や東電力HDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;48062.13;-518.31TOPIX;3199.04;-58.73
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比518.31円安の48062.13円と、前引け(48087.75円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は48120円-48190円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=152.80-90円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下げて始まった後に戻りは鈍く0.9%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。明日からの3連休を前に、引き続き利益確定売りが出やすいようだ。また、政治空白が長期化していることに加え、次期政権の枠組みに不透明感が強まっていることが警戒材料となっているとの見方もある。
セクターでは、証券商品先物、石油石炭製品、鉄鋼が下落率上位となっている一方、小売業が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、SBI<8473>、IHI<7013>、ソニーG<6758>、日立<6501>、東電力HD<9501>、川崎重<7012>、TDK<6762>、三菱重<7011>、スクリーンHD<7735>、7&iHD<3382>が下落。一方、ファーストリテ<9983>、良品計画<7453>、楽天グループ<4755>、荏原製<6361>、安川電<6506>、芝浦<6590>、サンリオ<8136>、ファナック<6954>、キオクシアHD<285A>、キーエンス<6861>が上昇している。
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