新興市場銘柄ダイジェスト:テクノロジーズはストップ安、ウェルプレイドRがストップ高
*16:33JST 新興市場銘柄ダイジェスト:テクノロジーズはストップ安、ウェルプレイドRがストップ高
<1447> ITbookHD 313 +35
大幅に続伸。1日に発生した能登半島地震を受け、引き続き関連銘柄の一角として買われている。ITbookホールディングスのグループ会社がAIを活用した地盤改良工事関連の特許を取得しており、地震対策の観点から需要が高まるとの思惑が投資家の間に広がっている。地盤解析などを手掛ける地盤ネットホールディングス<6072>も前日に30%以上急騰している。
<2928> RIZAP-G 275 +6
大幅に続伸。「低価格ジム『chocoZAP』事業で米国に進出した」と一部メディアが報じ、好感されている。「23年11月下旬に米ロサンゼルスに新店を開いた。10種類ほどのトレーニング機器を置き、マッサージチェアやセルフネイル機器も設置した」という。24年3月期第2四半期の決算説明資料によると、国内の40都道府県に既に1160店舗が出店しており、米国進出で新たな市場開拓が見込めるとの期待から買いが入っているようだ。
<5248> テクノロジーズ 3865 -700
ストップ安。新たな取引材料は出ていないが、前日に上場来高値を更新した反動で利益確定売りが優勢となっている。テクノロジーズは大納会の12月29日に大型受注案件の収益化を受けて24年1月期の営業利益予想を従来の4.55億円から7.37億円(前期実績1.68億円)に上方修正し、大発会の1月4日に買いが殺到した。その後は売りに押される展開となっており、25日移動平均線が下値支持線として意識されているようだ。
<3904> カヤック 808 +65
大幅に7日続伸。国際オリンピック委員会(IOC)が「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」の26年大会開催を日本に打診しているとの報道を受け、グループ会社でeスポーツイベントを手掛けるウェルプレイド・ライゼスト<9565>の株価が急騰しており、筆頭株主のカヤックに買いが波及している。四半期報告書によると、カヤックは23年4月30日現在でウェルプレイド・ライゼスト株143万9000株(所有割合52.97%)を保有している。
<9565> ウェルプレイドR 2163 +400
ストップ高。国際オリンピック委員会(IOC)が「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」の26年大会の開催を日本に打診しているとの報道が引き続き買い材料視されている。報道では「若者人気を背景に急速に発展するeスポーツの分野で、今後の日本の立ち位置を左右する分岐点となる可能性があり、日本側は開催可否を検討する」とされ、eスポーツイベント運営のウェルプレイド・ライゼストに物色の矛先が向かっているようだ。
<9166> GENDA 2939 0
朝高後、値を消す。23年12月の店舗が328店(前月321店)に増加したと発表している。スタッフが常駐しないミニロケ拠点数は496カ所(同453カ所)となった。アミューズメント施設「スーパーノバ」の6店舗が加わり東北エリアの店舗網が拡大したほか、中国広州市のショッピングセンターにGiGOブランドの中国大陸1号店がオープンした。また、日本ポップコーン(東京都目黒区)との店舗連動キャンペーンなどを提案するとしている。
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