東証グロ-ス指数は続落、安値引けの弱い地合いに
*16:42JST 東証グロ-ス指数は続落、安値引けの弱い地合いに
東証グロース市場指数 875.40 -3.90 /出来高 1億1306株/売買代金1149億円東証グロース市場250指数 687.37 -4.73 /出来高7552万株/売買代金902億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに続落。値上がり銘柄数は204、値下り銘柄数は319、変わらずは48。
11日の米国市場はまちまち。ダウ平均は2.43ドル安(-0.01%)の38459.08ドル、ナスダックは271.84ポイント高(+1.68%)の16442.20、S&P500は38.42ポイント高(+0.74%)の5199.06で取引を終了した。3月生産者物価指数(PPI)が警戒されたほど強まらず安心から買戻しが先行し、寄り付き後、上昇。その後、ウィリアムズNY連銀総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を繰り返すと、金利先高観が再燃し相場は下落に転じた。ナスダックは携帯端末アップルの回復がけん引し、再び上昇し、終盤にかけて上げ幅を拡大し過去最高値を更新。一方、ダウは下落を消せず、まちまちで終了した。
米国株高安まちまちだったことを受けて、グロース市場は高安まちまちで取引を開始。朝方は、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに前日比プラス圏で推移したが、買い一巡後は上げ幅をじりじりと縮小し、前日比マイナス圏に突入。大幅安とはならなかったが、ともに安値引けとなり陰線を残す弱い一日となった。
個別では、直近IPO銘柄のイタミアート<168A>、ハンモック<173A>がきつい下げとなったほか、AI関連のLaboroAI<5586>、Kudan<4425>も売られた。時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>、JTOWER<4485>、ライフネット<7157>が下落。
下落率上位銘柄では、シリコンスタジオ<3907>、日本スキー場開発<6040>がランクイン。
一方、データセクション<3905>が引き続き買われたほか、決算発表が嫌気されて寄付き弱かったABEJA<5574>は切り返した。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>、シーユーシー<9158>、アドベンチャー<6030>が買われた。上昇率上位銘柄では、クリーマ<4017>、エコモット<3987>がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、GENDA、シーユーシー、アドベンチャーのほか、ティーケーピー<3479>、弁護士ドットコム<6027>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4017|クリーマ | 400| 80| 25.00|
2| 3474|Gファクトリー | 415| 80| 23.88|
3| 3905|データセク | 2140| 400| 22.99|
4| 3987|エコモット | 481| 80| 19.95|
5| 5026|トリプルアイズ | 975| 150| 18.18|
6| 5243|note | 582| 77| 15.25|
7| 6696|トラースOP | 409| 49| 13.61|
8| 2164|地域新聞社 | 523| 52| 11.04|
9| 3814|アルファクス | 496| 48| 10.71|
10| 5574|ABEJA | 3660| 350| 10.57|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 168A|イタミアート | 1462| -238| -14.00|
2| 3907|シリコンスタ | 1000| -144| -12.59|
3| 173A|ハンモック | 1860| -241| -11.47|
4| 6040|スキー場開発 | 1033| -120| -10.41|
5| 6573|アジャイル | 122| -13| -9.63|
6| 5892|yutori | 1662| -160| -8.78|
7| 4076|シイエヌエス | 1803| -172| -8.71|
8| 4169|エネチェンジ | 535| -48| -8.23|
9| 155A|情報戦略 | 647| -51| -7.31|
10| 5586|LaboroAI | 1598| -121| -7.04|
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