東証グロ-ス指数はまちまち、商い活況で売買代金は今年最高に
*17:15JST 東証グロ-ス指数はまちまち、商い活況で売買代金は今年最高に
東証グロース市場指数 907.84 -0.59 /出来高 1億9995万株/売買代金2424億円東証グロース市場250指数725.70 +2.65 /出来高1億5834万株/売買代金2144億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は反落、東証グロース市場250指数は4日続伸。値上がり銘柄数は146、値下り銘柄数は399、変わらずは15。
14日の米国株式市場は反発。ダウ平均は151.52ドル高(+0.40%)の38424.27ドル、ナスダックは203.55ポイント高(+1.30%)の15859.15、S&P500は47.45ポイント高(+0.96%)の5000.62で取引を終了した。13日の大幅下落の反動で寄り付き後から上昇。ボストン連銀の前総裁が1月消費者物価指数(CPI)を受けた市場反応が行き過ぎとの見解を示したほか、イエレン財務長官や、グールズビー・シカゴ連銀総裁がインフレ2%目標回帰の道筋にあることに変わりはない、と表明したため利下げ期待の再燃で相場は終日底堅く推移した。特に、金利先安感にハイテクが買い戻され、相場を支援し終盤にかけて上昇幅を拡大し終了。
米国株の反発を受けて、東証グロース市場は買い優勢で取引を開始した。プライム市場では引き続き半導体株や決算関連銘柄の商いが盛り上がり、日経平均も38000円台を回復。この流れが東証グロース市場にも波及し、決算発表したジーエヌアイグループ<2160>がストップ高。また、売買代金100億円超えが4銘柄出るなど商いは活況。東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数は高安まちまちとなったが、両指数ともに売買代金は2000億円を超え今年最大の売買代金となった。
個別では、宇宙ビジネスを手掛けるQPS研究所<5595>、ispace<9348>がともに商いが増加しストップ高となった。時価総額上位銘柄では、サンウェルズ<9229>、GMOフィナンシャルゲート<4051>が買われた。値上がり率上位には、ヌーラボ<5033>、yutori<5892>、DMP<3652>がランクイン。
一方、決算発表したフリー<4478>が売り優勢となったほか、昨日急騰したウェルスナビ<7342>が乱高下の末、反落となった。時価総額上位銘柄では、アドベンチャー<6030>、トライト<9164>がさえない。値下がり率上位銘柄では、モンスターラボ<
5255>、ビートレンド<4020>、くふうカンパニー<4376>がランクイン。
東証グロース市場Core指数では、ispace、ジーエヌアイグループ、サンウェルズ、GMOフィナンシャルゲートのほか、GENDA<9166>、セーフィー<4375>が上昇。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9348|ispace | 1343| 300| 28.76|
2| 5033|ヌーラボ | 1495| 300| 25.10|
3| 7069|サイバー・バズ | 2020| 400| 24.69|
4| 9211|エフ・コード | 3710| 700| 23.26|
5| 5595|QPS研究所 | 3845| 700| 22.26|
6| 5892|yutori | 4035| 700| 20.99|
7| 2160|GNI | 3035| 500| 19.72|
8| 3652|DMP | 3220| 501| 18.43|
9| 5240|monoAI | 686| 100| 17.06|
10| 4882|ペルセウス | 555| 80| 16.84|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7091|LPF | 1111| -400| -26.47|
2| 5255|モンスターラボ | 234| -80| -25.48|
3| 4020|ビートレンド | 914| -300| -24.71|
4| 9246|プロジェクトHD | 1538| -500| -24.53|
5| 7793|イメージ・マジック | 1325| -400| -23.19|
6| 4376|くふうカンパニー | 230| -69| -23.08|
7| 7119|ハルメクHD | 978| -289| -22.81|
8| 2388|ウェッジHD | 82| -24| -22.64|
9| 4391|ロジザード | 1496| -400| -21.10|
10| 4381|ビープラッツ | 1140| -300| -20.83|
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