米ハイテク株高受けて再び44000円台か
*08:25JST 米ハイテク株高受けて再び44000円台か
[本日の想定レンジ]
10日のNYダウは220.42ドル安の45490.92ドル、ナスダック総合指数は6.57pt高の21886.06pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比30円高の43900円だった。本日は米ハイテク株高を背景に再び44000円台に乗せるか注目される。前日は主力の人工知能(AI)
関連株が強い動きとなり、日経平均は大幅に上昇した。ローソク足はほぼ高値引けの陽線を形成した。上昇基調にある5日移動平均線(43307円)を上回って推移し、強気相場の継続が想定される。注目の8月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.1%
低下と、市場予想(0.3%上昇)を下回り、トランプ関税が警戒していたほど物価高を招いておらず、9月利下げは確実との見方が相場を支える形になった。ただ、米国では11日、8月の消費者物価指数(CPI)の発表を控える。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした物価指標に対して、どのような反応を示すのか確認したいと考える投資家も多く、買いが一巡した後は、様子見ムードが強まるかもしれない。上値のめどは、9日の高値(44185円)や44500円、45000円、下値のめどは、5日線や心理的な節目の43000円。25日線(42693円)などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限44200円-下限43700円
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