FOMCの結果待ちで様子見ムードか
*08:25JST FOMCの結果待ちで様子見ムードか
[本日の想定レンジ]
9日のNYダウは179.03ドル安の47560.29ドル、ナスダック総合指数は30.59pt高の23576.49pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比変わらずの50850円だった。本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明を前に様子見ムードが一段と強まりそうだ。前日は米国株の下落を跳ね返して上昇して始まったものの、FOMCを前にして方向感の定まらない展開だった。節目の51000円に接近してくると戻り待ちの売りなどで上値の重さが意識される半面、日中のザラ場安値はじりじりと切り上がっている。目先は5日移動平均線(50524円)や25日線(50129円)を上回って推移できるかが注目されることになるだろう。一方、円相場が1ドル=157円台を窺う展開となっており、円安進行による輸出採算の改善を期待した買いが相場を支えることになりそうだ。
また、米マイクロソフトが9日、新たに230億ドル規模の人工知能(AI)関連投資を実施すると発表しており、半導体や光ケーブルなどAI関連株投資が再び盛り上がるかもしれない。上値のめどは、11月11日の高値(51513円)や心理的な節目の52000円、52500、下値のめどは、25日線(50129円)や心理的な節目の50000円、49000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限51000円-下限50600円
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